大和ミュージアム2026年リニューアル|「さまざまな角度から歴史を感じてほしい」
大和ミュージアムの戸高館長は、リニューアルへの想いをこう語ります。
「歴史というのは、さまざまな形、さまざまな見方、さまざまな角度から捉えられる大きなものです。資料の見せ方や歴史の解釈・説明の仕方を工夫しながら、同じ歴史を違う角度から見ていただく。そうすることで歴史が単なる一面的なものではなく、より立体的に、多面的に見えてくるのではないかと思っています。」
今回のリニューアルでは、コンセプトそのものは変えず、「いつ来てもここにある」という安心感を保ちながら、見やすさ・伝わりやすさ・アクセスしやすさを徹底的に磨いています。
・エントランスに大型ワイドビジョンを新設。「大和」の歴史や呉の観光スポットをダイナミックな映像で紹介。造船の街・呉らしい特殊金属の壁面も見どころ
・展示キャプションの文字を3〜4割大きく改訂。情報をコンパクトに絞り込み、子どもからシニアまで「読んでわかる」展示に
QRコードをかざすだけで24言語対応のオーディオガイドを利用可能に。海外からのゲストや聴覚支援にも対応
・1/10スケール「大和」模型を19か所修正。海底潜水調査や新資料をもとに、艦首の菊花紋章サイズ・甲板構造・レーダー碍子の色など、史実により忠実な姿に
・ミュージアムショップが別棟へ移転し面積約2倍に拡大。限定グッズも充実
3階の科学技術展示室はほぼ全面刷新。呉や広(ひろ)の海軍工廠で磨かれた造船・航空技術が、現代のロケットや航空機エンジンへとつながる流れを体感できる構成になりました。「なぜ大和が造れたのか」を技術面から学べる内容は、理工系に興味をもち始めた中高生にも刺さることでしょう!