呉にUターンして思い出したこと。そうだ、呉の秋って、こんなじゃった。祭りがすごい。皆祭りが大好き。大きなお祭がドカンと1つ、ではなくて、旧市街地エリアでは、総氏神の神社の例大祭を中心として、9月の末から11月上旬まで、毎週のように「小祭り」と呼ばれるお祭りをしていて、祭ばやしが聞こえてくる。呉を出て、それが独自の文化だと知った「やぶ」も、皆、大好き。呉は、祭りが熱い。
呉の祭りといえば「やぶ」
呉の旧市街の祭で、神輿や行列の前、先頭を歩いているこちらが「やぶ」。鬼のようなお面だけど、鬼じゃない。持っている棒を振り回したりもするし、子どもの頃は怖かったのですが、どうやらやぶは神様の案内役だと、大人になってから知りました。そういえば先導して、道を開けろ、と棒を振っていたんだなあ・・・。東京に行って地域のお祭を見た時に、思わず人に「やぶは?」って聞いたことがありました。それくらい、私にとってお祭といえば、やぶだったのです。画像は、旧市街地の総氏神の亀山神社のやぶ。地域ごとに装束や面が少しずつ違います。
激しい俵もみ
お宮に俵を奉納しようとするのを、やぶが押し戻す、これがまるで喧嘩のように激しい!良い米かどうかをやぶがチェックしている、ということなんだって。これでもか、というくらい押して、戻してが繰り返されるのです。これを見るのが、楽しい。
「やぶ愛」が、すごい。
やぶ愛が強すぎて、やぶのグッズを作ったり、情報発信をしている「ヤブ女(じょ)」という団体もあります。いろんなグッズを作っているのです。オススメ!実は活動を紹介する動画も作って公開しています。是非ご覧ください。
https://youtu.be/dMJThS0tMCY?si=6JoAKtyF44E-ZJuG