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身寄りのない呉で出産、助産院の産後ケア体験記

呉中心エリア
ライター ウォルナッツ

はじめまして。身寄りのない呉で子育て中のウォルナッツです。北海道出身で、仕事の転勤で呉に来ました。九州出身の夫と呉で結婚し、そのまま呉でこれからも暮らしていきます。

「子育て日本一のまち」
0歳児を育てる私が、
そんなメッセージを呉市から受信したとき、
保育料無償化を皮切りにしたそのうたい文句に、正直、
「ちょっと大袈裟すぎやしないか」と思いました。

身寄りのない呉での子育て。そのリアルを綴ります。

今回は、呉市海岸2丁目にある夕陽ケ丘助産院での「産後ケア」の体験をお伝えします。

子育ては、怖いものだと思っていました

子どもに手をあげてしまう悲しいニュース。産後に心のバランスを崩してしまうお母さんの話。そんな情報ばかりが目に入り、私は自分が母になることはないと思っていました。
そんな私が出産したのは、頼れる家族が近くにいない呉のまち。産後はずっと家で娘との2人きりです。ニュースからは海外の情勢や物価高の話ばかりが流れ、世界から取り残されたような気持ちになりました。

産後1か月、まずは「訪問型」から

最初に利用したのは、助産師さんが自宅に来てくれる訪問型の産後ケアです。呉市産後ケア申し込みをオンラインで行い、夕陽ケ丘助産院さんにお電話し日程を決定。2時間の訪問型産後ケアの申し込みを行いました。
相談したのは、胸の張りや痛み、そして混合授乳の大変さ。家から出られない時期に、自宅で直接相談できるのは心強いものです。
助産師の五影(いつかげ)さんの素敵なお人柄もわかったところで、次に頼ったのが、夕陽ヶ丘助産院での宿泊型産後ケアです。

温かいごはんを、温かいうちに

私が過ごした1泊2日は、こんな流れでした。

1日目

10:00 入室。娘の体重を測ってもらい、家での暮らしや困りごとを聞いてもらう。
11:00 赤ちゃんのお風呂とスキンケアの練習(夕方から夜になることも多い)
12:00 昼食
13:00 お昼寝タイム(希望すればアロマも)
15:00 ティータイム(希望すれば足湯も)
18:00 夕食・夕日が見える海岸をベビーカーでお散歩
19:00 お母さんのシャワー・赤ちゃんのお風呂とスキンケア(私の場合は夕方入浴でした)
21:00〜22:00 消灯。赤ちゃんを預かってもらうこともできる。授乳を手伝ってもらえる。

2日目

7:00 起床
7:30 朝食
9:00 母子の体調チェック
10:00 赤ちゃんと遊んだり、預かってもらって自分タイムを満喫
12:00 昼食
16:00 家に帰ってからの生活、授乳、困りごとの対策を聞いたりお話タイム
赤ちゃんのお風呂とスキンケア・お母さんのシャワーなど
17:00 清算して帰宅
  • 赤ちゃんの授乳・月齢・お母さんの希望に合わせて、時間と内容は前後します。

見てください!食事がとにかく豪華!


ふだん、自分のごはんはいつも後回し。
作りたてでも、娘が眠そうにしていたら体が勝手にそちらへ動いて、口に入るのは冷めたごはんばかりでした。

1泊の宿泊で一番うれしかったのは、温かいごはんを温かいうちに食べられたことです。

利用する前は「休むために預けるなんて、甘えでは」と思っていました。
その気持ちが変わったのは、助産師さんからいろいろなママや赤ちゃんの話を聞けたからです。

当時の娘は生後1か月で、困ることは特になかったのですが、
今後離乳食で行き詰まるママも多いこと、利用者は産後7か月以降が特に多いことを教えてもらいました。

「今後困りごとを抱えることがあっても、まるごとその悩みを持って、ここを頼っていいんだ」と心から思えました。

昼ごはん。娘もそばで興味しんしん

夜ごはん。温かいうちにいただきます

朝ごはん。品数の多さに驚きました

産後7か月、
もう一度 夕陽ケ丘助産院 に帰ろう。

産後7か月、夕陽ケ丘助産院にもう一度1泊しました。決め手は、助産師の五影(いつかげ)さんのお人柄です。
気さくで話しているだけで私まで気持ちが明るくなるんです。

産後1か月で宿泊型を利用してから、半年が経ち、2回目の利用。生まれたばかりの頃を知っている五影さんに娘の成長を見てもらい、これまでの頑張りが報われた気がしました。
お母さんとして少し一人前になってきたと、自分を少しだけ認めることができた、うれしい時間でした。

宿泊型は施設によって月齢の条件があるので、早めの確認がおすすめです。

おもちゃに夢中の娘を、そばで見守ってくれます

7か月の娘。この笑顔が見られたのも、支えがあったから

つながりが、つながりを呼ぶまち

産後1か月で訪問の産後ケアを利用。そこで出会った五影(いつかげ)さんともっとお話ししたいという想いが宿泊の産後ケア利用に繋がり、産後7か月で再度宿泊産後ケアに帰ってこられました。
産後ケアをきっかけに、子育て支援センターのスタッフさんを紹介してもらい、くれ・くればやひろ・ひろばに足を運ぶこともできました。そこで「戦友」と呼べるママ友たちとも出会うことができました。

自宅と職場を往復ばかりで、呉市に知り合いのいない時期を過ごしていた出産前の自分には想像もできないほど、多くの方々と知り合うことができ、心の支えになりました。

対象 呉市に住民票がある、産後1年未満のお母さんと赤ちゃん
種類 宿泊型・日帰り型・訪問型(組み合わせて最大7日)
自己負担 宿泊1泊2日で7,500円
申込み・問合せ 呉市こども家庭センター えがお(0823-25-3597)
  • 宿泊型は施設ごとに月齢の条件があります。
  • 利用開始日の前日10時までに連絡なく変更・中止した場合、自己負担額がかかります。

子育てを怖がっていた私が、今こうして毎日を楽しめているのは、呉の子育て支援を担う方々の支えがあってこそのものです。

今、心から思います。呉市の子育て支援は、ワンチーム!

今回は夕陽ケ丘助産院での産後ケア体験記でした。
五影さん、ご協力ありがとうございました!

これから呉で子育てを始める、移住を考えている人に、
呉市での子育てのリアルを知って、呉市での子育てを考えるきっかけになればと思い、市民ライターとなりました。

次回は、子育て支援センター「くれくれ・ば」に行ってみた記事を書きたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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