毎年2月に呉中心市街地で開催される「呉水産祭り」へ行ってきました。このイベント、大好きなんです。呉市内の様々な漁協さんが一同に集まってそれぞれの美味しいものを披露する、地域性が見える楽しい食の祭典!牡蠣シーズン真っ只中。呉は牡蠣の生産量が実は全国でもトップクラスの“牡蠣の国”なのです。でも、美味しいのは牡蠣だけじゃない。牡蠣ももちろん美味しい。とにかく、美味しい!
「九つの峰」に囲まれた街の水産祭り
会場に着いてすぐ、潮の香りに惹かれて「音戸汁」をいただく。「イリコとかきのハーモニー」と書かれた通り、本当に良いおダシが効いていて美味しかったー!会場は、呉市中心部、蔵本通りという通りと堺川に挟まれた中央公園。そういえば、水産祭りなのに、山が後ろに見えているって不思議な風景かも・・・。山と海に挟まれた街、呉だからこそ?でしょうか。子ども連れもご高齢の方も、一人でふらっと、家族と一緒に。いろんな人が集まってすごい人でした。楽しい!私は友人と2人で満喫♪
海の幸が当たり前に美味しい街、呉
私、焼き牡蠣って苦手なんです。だからこういうイベントの時に焼き牡蠣は食べない。でも、他の美味しいもので、十分楽しい。牡蠣の楽しみ方が色々あるところが、産地って感じだなあ、と思います。呉に戻ってから、ああ、冬は牡蠣が美味しいな。春の終わりには小鰯が始まったなー、なんて、旬の魚を感じながら暮らすようになりました。そして昔はちゃんとそうだったなあって、子どもの頃のことを思い出したりしています。山と海とで季節をちゃんと感じられる街に暮らしているって、贅沢じゃなあ、って。ちなみに、わが家では牡蠣フライをお好みソースで食べます。他の家はどうなんじゃろ?