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呉のとり屋がすごい!(実はやきとりシティだった呉市)

呉中心エリア
呉のとり屋
ライター 艦ちゃん

こんにちは。呉が好きすぎて毎月通っている市民ライターの艦ちゃんです。
呉の焼鳥屋さんには生簀がある!ずっと住んでいる方には当たり前のことなのかも知れませんが、初めて見たときはとても不思議な気持ちになりました。ですが、それ以上気に留めることもなく過ごしていました。
ある日、広島の並木通りにあるテールスープ発祥のお店で「呉の焼鳥屋さんに生簀があるのってなんでですかね〜?」と何気なく店主さんと会話していたら、「実は呉の焼鳥屋さんは倉橋町出身の上瀬さんという方がはじめて、暖簾分けで増えていったんだ。だから今も焼鳥屋さんは上瀬さんという苗字の方が多いんだよ。」といったお話がでてきて、「えーー!そうなん!?」と俄然興味が湧いてきました!
さらに、呉には”味噌炊き”という鶏皮を味噌で煮こんだ名物料理があることにもとても興味を持ち、これは呉の焼鳥屋をめぐるしかないな!と思い立ちました。
そして呉では焼鳥屋さんのことを「とり屋」と呼ぶことを知り、ココから私のとり屋めぐりの旅が始まったのです。
(※ここからは焼鳥屋さんのことを「とり屋」と書かせていただきます!)

店名が似ててまぎらわしいのが呉のとり屋(笑)

呉のとり屋の特徴といえばなんといっても、どのお店も店舗名が似ていてまぎらわしいことです(笑)
googleで「呉 焼鳥」と検索するだけでも、本家鳥好、第五鳥好、鳥平、鳥八茶屋、一とり、第一三とり、三とり支店、第三鳥八、第五鳥八などなど鳥や数字のついたお店がどんどん出てきます。
もはや何かの暗号でしょうか・・笑
これだけ店名が似ていると、『待ち合わせのお店を間違える人もたくさんいたんだろうなぁ、昔だったら大変だったろうなぁ。googleMAPがある時代でほんとよかった!』と心の中で思うのです。
そして呉のとり屋では鶏串カツがメニューにあるのも特長です!艦ちゃん個人的には串カツ大好きなのです。

ねぎま(鶏)にコロモをつけて揚げた串カツ

盛り合わせにも必ず入る串カツ

生簀があるのが呉のとり屋

呉のとり屋といえば、焼鳥と生簀の活魚がツートップのイメージがありますが、生簀は最初からあったわけではないんだそうです。
もともとは戦後に焼鳥屋さんとして始まり、数十年たち全国展開の居酒屋チェーン店が進出してきた頃、居酒屋で海鮮料理を食べるのが人気になったようです。そんな中、呉のとり屋には魚が豊富に獲れる倉橋町出身の方が多いため”魚だったら地元に売るほどいるし、魚料理が人気あるならお店(とり屋)で出してみようか!”ということで地元倉橋で獲れた地魚を街まで運んできて生簀に入れるようになったんだとか。
そう聞けば、『あー。たしかにこのお店の生簀はあと付けだなぁ〜』とか気付き、心の中でニヤリとしながら呉の地酒を飲むのです。(ちなみにわたしが好きな日本酒は宝剣です)

”味噌炊き”があるのが呉のとり屋

鶏皮味噌炊き(みそ煮)とは鶏の皮を味噌スープで煮込んだ一品料理です。
もともとは食料事情が悪かった戦後復興期に、卵を産まなくなった親鳥の硬くなった皮を捨てずに食べる方法がないか?を考えた結果生まれた呉の名物料理です。
串に刺した状態のお店もあれば、こんにゃくなどほかの具材とあわせて煮込んだ関東のモツ煮込みのような形ででてくるお店もあり、とり屋さんごとの個性がでてくる一品です!
個性はいろいろあっても、どのお店でも共通してるのは、”すぐ出てくること!”
鶏皮味噌炊きは呉を代表する”たちまち(とりあえず)”メニューなのです!
どのくらいの”たちまち”度かといえば、地元の方が店の暖簾をくぐると同時に「生と味噌!」と注文すると席に着く頃にはテーブルに生ビールと味噌炊きが出ているくらいのスピードです!(すみません、少しだけ話を盛ってますがわたしの体感です。※体感には個人差があります。)

呉市内で食べれる鶏皮味噌炊き

串に刺したままのあっさり味噌味

串から外して小鉢で出てくるスタイル

こんにゃくが入ったモツ煮込みスタイル


味噌炊き発祥の”とり屋”

呉のとり屋と味噌炊き発祥のお店と言われているのが昭和26年創業、中通り、境川沿いにある「本家鳥好」さん。
店主は倉橋町出身で苗字はもちろん上瀬さん!
先代のお父さんの跡を継いでおいしい焼鳥を焼いてくれます。
現在は生簀を置いていませんが以前は倉橋町の鮮魚が生簀の中をたくさん泳いでいたそうです。
また本家鳥好さんで焼鳥以外に絶対食べてほしいのは牡蠣です!
冬季限定にはなりますが、ほかではなかなか食べれない牡蠣刺しや、牡蠣天、酢牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣鍋など牡蠣のオンパレードを楽しめます。
中でも絶品で艦ちゃんイチオシなのが、牡蠣の串焼きを水龍の熱燗に一粒入れて飲むスタイル。まるでヒレ酒のような味わいで最高においしいのです。
2023年3月に開催された「よい街くれバル」にも出店され、牡蠣串焼きと熱燗が提供されていたようです。
ちなみにこちらの本家鳥好さんでは日本酒は呉の地酒・水龍をおすすめされています。
(実はほかにも日本全国の銘酒がたくさんあるのは内緒です・・)

牡蠣焼き。熱燗に入れると絶品牡蠣酒

安定の酢牡蠣

なかなか食べられない牡蠣刺し

艦ちゃんおすすめリモートワークスポット

年100泊、日本中移動しながら仕事をする私ですが、今回リモートワークで利用させていただいたのは呉阪急ホテルさん。1Fには呉海自カレーの「護衛艦うみぎりカレー」が食べられるダイニングカフェ・イルマーレと「潜水艦いそしおカレー」が食べられるラウンジ・カスカードもあります。
(ワタシはうみぎりカレー派です!)
JR呉駅前すぐでJRでもバスでもアクセス便利な呉市内のホテル随一の好立地。お部屋も広くてゆったり仕事できました。イベントも積極的に行われているので宿泊だけでなく食事などでも利用されるのも楽しいと思います。

護衛艦「うみぎり」カレー

潜水艦「いそしお」カレー


呉名物鶏皮味噌炊き発祥の店はコチラ

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