こんにちは。国立呉工業高等専門学校に通う環境都市工学科2年の秋山日南子です。呉高専の略称で親しまれている、この学校に来たのは約1年半前。地元から離れて学生寮生活をここ呉で送っています。
海と共にある呉の人々の生活を眺めていると、どこか本の中で読んだことがあるような小説的感覚に出会うことがあります。私が呉に来て出会った小説的感覚をおぼえた瞬間を、みなさんと共有したいと思います！
呉市内には公園がたくさんあり、とりわけ魅力的なのは海が近いということです。呉ポートピアパークや歴史の見える丘公園は穏やかな瀬戸内海が見えたり、潮風が運ぶ海の匂いを感じたりすることができます。
最近散歩中に、小説的感覚をおぼえる瞬間を見つけました。
入ったことのない細い道を歩いてみようと思ったり、野良猫が歩いているのを後ろで静かに追いかけてみたりと、散歩は今まで封印されていた私の探検家といたずらな心を解放してくれます。それと同時に自分自身と対話する時間を与えてくれます。
公園でのんびり、ぼんやり
散歩をするとき立ち寄る場所があります。きっと見当がついているかもしれないですね笑
そう、公園です。
呉高専の周りには幾つか小さな公園があり、学生にちょっとした休息の場を提供しています。そんな公園での楽しみ方は人それぞれ。友人との会話に花を咲かせたり、ベンチに座ってうたた寝したり、私みたいに公園内を1人でぶらぶら歩いたり。
外灯に照らされた桜
海と並行してゆったり歩く
夜の公園part1
個人的に好きな楽しみ方は、日が暮れてからブランコを揺らして夜空をみることです。潮風の吹く中夜空を見ながらブランコに揺られると、何とも言えない浮遊感に浸ることができます。その浮遊感はまるで小説のどこか一場面に出てきそうです。ただ、実際には気楽にだらだらと空を見ているだけなのですが。
夜の公園part2
敢えて手ブレの状態で撮ってみた写真です。ぼんやりと外灯が付いていてその明るさと夜の暗さが不思議な雰囲気を作り出しています。そういう雰囲気だからこそ、普段は思いつかないことをパッ！と閃いたりするのかもしれませんね。
”ついでに”顔を上げて見えた夜空
公園の魅力は、“ついでに”という言葉に隠されていると思います。犬の散歩の“ついでに”立ち寄る。１人の散歩の“ついでに”休憩する。“ついでに”過ごせる場所として存在し、人々が思い思いの時間を過ごすことが出来るのが公園の良さだと感じます。“ついでに”でありながら、その存在はその人にとって生活の一部となっているような気がします。
呉ポートピアパークHP
呉ポートピアパークのHPです！様々なイベント情報が更新されているので、ぜひチェックしてみてください！
ぬりえーる.comHP
呉市含め、広島県内の公園情報について知ることが出来ます！
皆さんもぜひ呉の街歩きを楽しみながら“ついでに”見つけた公園で、自分なりの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
