木々がようやく紅葉してきて、秋が来たのかなと思えばもう肌寒い朝がやってきています。
体調いかがですか?こんにちは。国立呉工業高等専門学校に通う環境都市工学科3年の秋山日南子です。呉高専の略称で親しまれている、この学校に来たのは約1年半前。地元から離れて学生寮生活をここ呉で送っています。
「呉市まちなか公共空間社会実験」の企画のひとつとして10/20(日)に開催された、呉市まちなか公共デザインワークショップDAY1に参加してきました。
木々がようやく紅葉してきて、秋が来たのかなと思えばもう肌寒い朝がやってきています。
体調いかがですか?こんにちは。国立呉工業高等専門学校に通う環境都市工学科3年の秋山日南子です。呉高専の略称で親しまれている、この学校に来たのは約1年半前。地元から離れて学生寮生活をここ呉で送っています。
「呉市まちなか公共空間社会実験」の企画のひとつとして10/20(日)に開催された、呉市まちなか公共デザインワークショップDAY1に参加してきました。
呉市では、蔵本通りや堺川沿いの中央公園一帯のまちなか公共空間を、多様な人が出会い、交流することができる「人中心のウォーカブルな空間」として再構築を図ることとしています。この取組を進めていく中で、多様な関係者がともに目指すビジョン「呉まちなか公共空間デザイン計画」が策定されました。
この計画に掲げる取組を一時的・実験的に実施し、これからのまちなか公共空間の新たな使い方を検証していく「まちなか公共空間社会実験」が10月11日(金)から11月10日(日)までの1ヶ月間の期間を設けて実施されました。
その社会実験の1つとして開催された、”呉市まちなか公共空間デザインワークショップTHINK the まちなか FUTURE” に参加してきました!様々な年齢・職を持つ人が集まってどのように呉市を住みよいまちにしていくかを話し合い、呉市のありたい姿について考えました。
私が今回参加した、まちなか公共空間デザインワークショップの詳細情報が書かれています。呉市役所の職員の方、民間事業者、呉市内各地からやって来た様々な世代の参加者たちと一緒になって、呉市中心部のまちなか公共空間(蔵本通りや堺川沿いの中央公園一帯)の将来的な利用法について話し合いました。
ワークショップDAY1では、まちなか公共空間を散策し、散策を通じて気付いたこと(今後直していくべきこと、良いなと思うこと)を付箋に書き出し、対象エリアごとに必要になってきそうな設備や施設、取組などのアイデアを出し合い、意見交換を行いました。
ワークショップの集合場所はなんと公園の敷地内にありました。
子供たちの笑い声とボールの跳ねる音が聞こえる中央公園は、どんぐり公園とも呼ばれ、どんぐりの形をした特徴ある遊具が人気の公園です。蔵本通りを挟んだ向かいには呉市役所があり、市民の生活の中心地のひとつになっています。個人的には、どんぐり公園と同じ目線の先にある市役所、この写真のような景観が気に入りました。このような素敵な景観を生かしつつ、新たな設備を整えていくと更に呉市の中心地としての価値が高まっていくのかな、なんて思ったりしました。
実際にまちなか公共空間を散策している様子です。まちを散策しながら、市役所の職員の方や建設コンサルタントの方が、現在の様子、まちに点在している建造物がどんな役割をしているのか説明して下さり、詳しい情報を入れながらまちの在り方について考えていきました。
近くにある呉市中央図書館所蔵の美味しいコーヒーの楽しみ方や、カフェの特集雑誌などの本たち!コーヒーやおやつ片手に優雅な時間を楽しめます。
椅子やクッションをお気に入りの場所へ移動させ、心地よい風に吹かれたら、一気にそこはくつろぎ空間に。
先ほど、まちなか公共空間について意見交換を行ったと言いましたが、こんなにおしゃれで明るい空間であることは言ってませんでしたね笑
呉市中心部のまちなか公共空間の将来的な利用法の意見交換というとお堅いもののように感じますが、実際は、まちなか公共空間の良いところ、不便だと思うところ、今後よりよい空間にしていくためにはどうしていくべきか、など普段感じている素直な意見を話し合うものです。普段は漠然と思っていることが、まちの散策を通じて具体的な意見となって集まっていきます。おしゃれで明るい、くつろげる空間での意見交流は、新たなアイデアを生み出すのに最適です。まるで自分がリーダーとなって新たな空間づくりをしているようで。
呉市中心部で行われている、「呉市まちなか公共空間社会実験」のイベントや出店情報、活動の様子などを発信しています。
まちなか公共空間デザインワークショップはDAY2が12/8(日)にDAY3が1/26(日)にあります。
まちなか公共空間で必要な機能は何か、その機能は空間のどこに配置するべきかなどDAY1で出たアイデアを基にして具体的な取組を考えていきます。アイデアについて詳しく中身を詰めて考えていくと、それまで気づかなかった課題や考えていかなければいけない事柄などが出てくるのではないかなと思っています。
アイデアを出して終わりにせずに、考えたアイデアをどのようにしてよりよいまちの空間づくりに活かしていくかを考えるのが楽しみです。
人々の暮らしも同様に流動的で社会や環境の変化に合わせて変わり続けていきます。それと同時にこれからも大切にしたいまちの良いところ、散歩でつい立ち止まってみたくなる景色や商店街の店など、変わって欲しくない、と思うところもあります。
よりよい、住みよいまちの空間づくりに変化が求められることは必然的なことかも知れません。かといって、今あるまちの良さを否定したり、壊したりすることなく、暮らし方や考え方の異なる様々な人と関わり合っていくことで何がこのまちに必要なのかを考え、よりよいまちづくりを行っていくことが出来ると思います。
もっと呉を知りたくなりました!