こんにちは!呉が大好きすぎて、毎月のように足を運んでいる旅するプランナー兼市民ライターの艦ちゃんです。今回も呉の魅力をたっぷりとお届けします!
2024年10月、呉市で開催された食の祭典 「呉湾グランプリ」。このイベントは、呉ならではの海の幸を活かした 新たな名物グルメを決定するコンペティション です。地元の食材の魅力を全国に発信しながら、地域の飲食店を支援することが目的。また、観光客を呼び込み、呉市の食文化をより広く知ってもらうことも大きな狙いです。
今年の呉湾グランプリには、地元の飲食店15店が参加! 来場者は各店舗の自慢の料理を試食し、投票を通じて最も人気のある一品を決定しました。数々の絶品グルメが並ぶ中、2024年の栄えある優勝に輝いたのは、呉市広古新開にある「がんす老舗本舗・三宅水産」 の「漁師の浜干し・安芸灘ひじきのすり〜みぃコロッケ」*でした!
このコロッケは、呉の漁師町ならではの食材を贅沢に使った逸品。安芸灘産のひじきをたっぷりと練り込み、魚のすり身と組み合わせることで、栄養価が高く、旨味が凝縮されたヘルシーなコロッケに仕上がっています。外はサクッと香ばしく、中はしっとりふんわり。噛むたびに、ひじきと魚の風味が口いっぱいに広がる絶品です!
呉湾グランプリでの優勝をきっかけに、今後さらに注目されること間違いなしの一品。広島県内のイベントでは 揚げたてのアツアツを味わえる機会 もあるので、出店情報をチェックして、ぜひ一度食べてみてください!
「がんす」ってなに??
「がんす」とは、広島県南部を中心に親しまれている練り物の一種で、魚のすり身にパン粉をまぶして揚げたものです。サクサクの衣とふんわりしたすり身の食感、ピリッとした軽い辛さが特徴で、おかずやおつまみとして地元の人々に愛されています。広島県内ではスーパーやお惣菜コーナーでも見かけるほど定番の食品なのです!
「がんす」という名前は、広島の方言「〜でがんす(〜です)」から来ているとされています。これは、かつて呉市周辺で使われていた言葉で、親しみやすさから商品名になったと言われています。呉は昔から造船業が盛んで、働く人々のための手軽でボリュームのある食べ物が求められました。その中で、魚のすり身を使った「がんす」は栄養価が高く、コスパの良い食材として定着。今では呉のソウルフードとして、多くの人に親しまれています。
がんすの老舗・三宅水産は、戦後の1950年に広島県呉市で創業し長年にわたり地元の食文化を支えてきた老舗の練り物専門店です。地域に根ざし、リアルゆるキャラ”がんす娘”も活躍し、呉のソウルフード「がんす」を広める役割を担いながら、多くの人々に愛され続けています。
三宅水産のがんすは、厳選された白身魚のすり身を使用し、独自の配合で唐辛子を加えるなどピリリと辛いひと味違うがんすになっています。
三宅水産が発案のキャッチフレーズ “うまいでがんす” の大活躍もあり、今までもこれからも呉市民に親しまれていくことでしょう!
せっかくなら工場見学も!…のはずが、急遽「三宅ShoP」に突撃!
優勝グルメを生み出した 「三宅水産」 の工場を見学できるかも? と思い、さっそく新広まで足を運ぶことに!
…が、しかし!
訪れたのは年末が近づく 超繁忙期。お正月向け蒲鉾の製造で 工場はてんやわんやの大忙し! その様子を知った「がんす娘」からの情報によると…「工場が殺気立ってるので、今はやめたほうがいいかも(笑)」
「えっ、そんなに!?」 ということで、ワタシの身の安全を確保するため、急遽工場見学は断念(笑)。代わりに、三宅水産の直営販売店「三宅ShoP」へ突撃することに!
果たして、どんなお店なのか? 気になる「三宅ShoP」の魅力をたっぷりご紹介します!
三宅水産の直営店 「三宅ShoP」 は、広島県呉市古新開の住宅地に位置する、地元の人々に愛される人気店です。地域密着型のお店として、毎日多くの地元客で賑わっています。
店内に入ると、明るく温かみのある雰囲気が広がり、訪れる人をほっとさせてくれます。ショーケースには、呉名物の 「がんす」 はもちろん、艦ちゃんイチオシの 「チーズでがんす」 をはじめ、こだわりの創作練り物や揚げ物、さらには季節限定の特別商品まで、バリエーション豊かな商品がずらりと並びます。どれも職人の技が光る逸品で、お土産にも最適です。
また、「三宅ShoP」の魅力のひとつが、 フレンドリーでアットホームな接客 です。笑顔いっぱいの元気なスタッフが迎えてくれるので、初めて訪れる方でも気軽に立ち寄ることができます。さらに、店内には 呉湾グランプリ優勝のトロフィー も展示されており、その実績と味の確かさを実感できます。
呉湾グランプリ優勝トロフィー

呉を訪れたら外せない!「三宅ShoP」の揚げたてがんすを体験しよう
2024年10月19日、広島県呉市の「れんが通り」で開催された呉の新名物グルメコンテスト『呉湾グランプリ』で見事No.1に輝き、優勝を果たした「漁師の浜干し 安芸灘ひじきのすり〜みぃコロッケ」。新たな呉のソウルフードとして注目を集めています!
このコロッケの特徴は、呉の漁師町ならではの食材を活かした贅沢な味わい。安芸灘産のひじきをたっぷり使用し、魚のすり身と絶妙に組み合わせたヘルシーで旨味たっぷりの一品です。サクッと軽い衣の中には、海の香りがふんわりと広がる、栄養満点のひじきが詰まっています。
広島県内のイベントでは、揚げたてアツアツの状態で楽しめることもあり、出店情報をチェックして訪れるのがおすすめ!新名物として、これからさらに人気が高まりそうです。
そして、呉を訪れるなら 絶対に体験してほしいのが「三宅ShoP」の揚げたて&できたてのがんす!
朝9:00〜10:30限定で工場で揚げたばかりのアツアツのがんすをその場で味わうことができます。
外はサクサク、中はふんわりとした絶妙な食感。さらに、がんす特有のピリッとしたアクセントが加わり、一度食べたら忘れられない美味しさが広がります。冷めても美味しいのがんすですが、揚げたての美味しさは格別。まさに、ここでしか味わえない特別な体験です!
呉観光の際には、ぜひ「三宅ShoP」に立ち寄り、本場のがんすの魅力を存分に堪能してみてください。がんす好きはもちろん、初めての人でもきっとその美味しさに感動するはずです!
(※画像はがんす娘さんから拝借。笑)
三宅ShoPの動画はコチラ
広島・呉のソウルフード「がんす」の老舗・三宅水産の直営店「三宅ShoP」の魅力を動画でご紹介!店内に並ぶこだわりの練り物や、手仕事で丁寧に作られる練り物の製造風景をぜひご覧ください。揚げたての美味しさやバリエーション豊かな商品が詰まった映像で、「三宅ShoP」のこだわりを体感できます。呉ならではの味わいを、動画でチェックしてみてください。