瀬戸内海に浮かぶ、とびしま海道。安芸灘大橋を渡って、2つ目の島、上蒲刈島で古民家cafe(tete & tete)を営んでおります、上田咲と申します。
※tete & tete:土砂で埋もれた祖母宅を、ご近所の沢山の優しい方々の(手と手)で再生していただき、できたお店。という意味を込めました。
さて、皆様、とびしまには、沢山の心優しき【HEROズ】と呼ばれる人々が暮らしているのをご存知でしょうか?
この度は、とびしまと沖縄を、伝統芸能エイサーで繋いでくれたHEROズについて、ご紹介致します。
☆本場沖縄から創作エイサー団体LUCK参上☆
古民家cafe(tete&tete)をはじめて、2周年。この2年、元祖ご近所HEROズからはじまり、とびしまHEROズ、島外からのお客様HEROズと、たくさんの方々に支えていただきながら、なんとかやってくることができた。
そんなHEROズに、いつか何かの形で恩返しができないか…と思いついたのが、私が学生時代と、パン屋修行時代の2度に渡りお世話になった第2の故郷沖縄の伝統芸能エイサーを、とびしまによんで、これまでお世話になったHEROズに笑顔になってもらいたい!
思いついたら即行動!
沖縄の学生時代、創作エイサー団体『LUCK』を立ち上げ、今では、国内はもちろん、アメリカ、フランス、ドイツ、アジア諸国でも活躍する後輩に連絡をしたところ、即答「行きます!」が返ってきた!心が熱くなった!
当日までの準備には、お魚カーニバルスタッフの方々、商工会、島HEROズと、沢山の方々にお手伝いいただいて、みかん箱の椅子の手作り客席ができた。
そこへ、呉でエイサー活動をする『琉呉太鼓』さんもゲスト参加してくださり、いよいよ準備は整った。
『人♡感謝♡愛』
「お客さんは集まってくれるだろうか…」それが1番の心配だったが、当日は、臨時駐車場まで満車となり、立ち見も沢山!
さぁ、念願の瀬戸内海の波風を受けながら、沖縄のエイサーと呉のエイサーとが、とびしまの港で舞い踊る!もの凄い迫力で、体中鳥肌が立った!客席の間を獅子舞が練り歩き、お客さん達も興奮して、一緒に踊り出していた!
会場が一体となり、最後に創作エイサーLUCKの代表が言った「生きていると悩んだり不安になったりする事もあるけれど、こうして、人と人が触れ合うと、その瞬間は、嫌な事を忘れて笑い合うことができる…それって、とても大事な事なんじゃないかなぁ…と」
まさにソレだ!
LUCKが沖縄ととびしまを繋ぐ、日本を世界を繋ぐ…それは、人と人の心を繋ぐという事。
生きていく上で最も大切な事
「人」「感謝」「愛」を身をもって感じさせてくれた、この会場でこの瞬間を共にしてくださった全てのお客様、HEROズに、心より感謝を込めて…
ありがとうございました。