名物がぶち多い!
その歴史や地理的環境から独自の食文化を育んできた呉にはたくさんの名物があります。その一部をご紹介しましょう。
港町・呉では多くの焼き鳥屋に生け簀が!名物「鳥皮のみそ煮」も新鮮な瀬戸内海の魚介も食べられます。
呉の「メロンパン」といえば中にずっしりとクリームの入ったふわふわのパン。呉で「コッペパン」といえば甘いクッキー生地をかぶせて焼き上げた外側がサクッとしたパン。呉でメロンパンの話題が出たときはご注意を。
「メロンパン」
旧帝国海軍の水兵さんも食べていた呉の名物!
「がんす」
昭和初期に港町・呉で生まれたピリッと辛い揚げかまぼこ。
「フライケーキ」
呉っ子のおやつとして70年以上も愛されている揚げまんじゅう。
「呉冷麺」
平打ち麺にコクのある甘酸っぱいスープが美味。
「細うどん」
軍港で働く忙しい人々に手早く提供するためにうどんを細くしたことが始まり。
「いが餅」
秋まつりの時期に食す、着色したもち米を乗せて蒸したハレの菓子。
「鳳梨萬頭」(おんらいまんとう)
ジャムを包んだ焼き菓子で鳳梨(パイナップル)と檸檬の2種がある。土産に最適。
「クリームパイ」
2種のクリームと塩味のあるパイ生地が絶妙。
旧帝国海軍ゆかりのものも
例えば、肉じゃがは、海軍の父・東郷平八郎元帥が呉に赴任した折に、ビーフシチューを艦上食としてつくらせようとしたことがルーツであるといわれることから、呉は肉じゃがの発祥の地*であるとされています。いせ屋(中通)には当時のレシピを再現した「海軍さんの肉じゃが」というメニューが。初代店主は装甲巡洋艦「浅間」の元コック長でおられた方だそうです。
[注釈]*旧軍港4市のひとつである舞鶴を発祥とする説も。20年以上の長きにわたって2市で仲良く「肉じゃが論争」を行っている。
潜水艦「そうりゅう」のテッパンカレーが食べたいならあの店、呉基地業務隊の牛すじカレーが食べたいならこの店というように、市内20数か所の飲食店で、艦艇・部隊ごとに特色の違う海自カレーのいずれかを食べることができます。