言わずと知れた軍港として栄えた町
山と島に囲まれた湾、大型船も航行できる海の深さがある呉。「此呉湾ヲ除キテ他ニナシ」という旧帝国海軍の調査のもと、1889年(明治22年)に海軍区「呉鎮守府」が開庁され、軍港の町として大きく発展しました。
呉は海上自衛隊の呉地方隊や潜水艦隊第1潜水隊群などが置かれる拠点。
およそ6,600名の海上自衛隊員が呉で勤務し、40隻余りの水上艦・潜水艦が呉を母港としています。
国内唯一のスポット!「アレイからすこじま」は潜水艦を間近で観られる海辺の公園です。
戦艦「大和」が生まれた跡地を望む
呉港は当時の最先端の科学技術とそれを扱う職工たちが集まる「東洋一の軍港」として名を馳せていました。あの有名な戦艦「大和」もここ呉で誕生。「歴史の見える丘」からは、今でも、戦艦「大和」が建造されたドックの上屋を望むことができます。
戦艦「大和」や空母「赤城」を建造した呉海軍工廠(旧帝国海軍直営の工場)造船部のドックは、ジャパン マリンユナイテッド呉工場の第4修理ドックとして現役。“工場萌え”にはたまらない!