山と島に囲まれた湾、大型船も航行できる海の深さがある呉。「此呉湾ヲ除キテ他ニナシ」という旧帝国海軍の調査のもと、1889年(明治22年)に海軍区「呉鎮守府」が開庁され、軍港の町として大きく発展しました。
呉鎮守府の開庁から戦前にかけて多くの旧帝国海軍関係者や職工が移り住んだ呉では、急激に増加する人口を受けて山の斜面を宅地として開発。
その歴史や地理的環境から独自の食文化を育んできた呉にはたくさんの名物があります。その一部をご紹介しましょう。
呉は瀬戸内海で最も長い約340㎞の海岸線を有しており、大小の島々が所在。島々が連なる瀬戸内海の美しい景色は「多島美」(たとうび)と形容されています。
ハッとさせられる風景美やグッとくる建造物があちこちにあるためか、呉は、劇場用映画やテレビドラマ、テレビCMなどのロケ地としても知られています。
鬼のような面をかぶり、頭にはてぬぐい。派手な柄の揃いの着物に注連縄を背負って、手には竹の棒。呉の秋まつりでは、そんな恐ろしいいでたちの「やぶ」が出現します。
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