みなさんこんにちは!呉市民ライターのおかだです。3度の飯と同じくらいフォント・タイポグラフィが大好きな私の趣味は、散歩をしながら良い文字を見つけて写真におさめる「タイポさんぽ」。昔ながらのお店が残る呉市は、レトロ文字の宝庫!呉市のフォント愛好家(自称)として、呉市で見つけた良い文字を、みなさんに発信していきたいと思っています。今回は、商店街を歩いていると、たくさんあるアーケードに目を向けて、タイポさんぽしていきます!
次々と目にするアーケード
呉市の中心街には、れんが通りから分岐するような形でたくさんの路地があります。それぞれアーケードもあり、通りに名前がついています。こちらは「麗女通」と書いてうるめどおりと読みます。名前とアーケードから伝わるディープ感。注目してほしいのは「明るい街 楽しい通」の文字。手書き文字でしょうか。何十年も前からこのまま変わることなく残り続けているのって、改めてすごい...!
レトロな「うるめ通」の文字
この街灯についている「うるめ通」の文字が大好きなんです。
大正~昭和のタイポグラフィの雰囲気を感じます。
「古い町並み」とか「ディープスポット」とかよく言うけれど、こういう歴史のある文字が、そう言わせてるな~雰囲気を醸し出してるな~と思ったりします。文字が新しいと、きっとそういう場所にはなれないんじゃないかなと。
曲線が特徴的でレトロなカタカナがかわいい!
よーく見てみると「通」の点が花になっているのに気づきましたか?
まるくて可愛らしい文字。普段文字をあまり気にしない呉市民も一度はかわいいと思ったことがあるんじゃないかなと勝手に思っています。
呉市の中心街は、本当にたくさんの路地があって、ちょっと入ってみるとまた違う雰囲気の商店街に続いているので、頻繁に訪れる呉市民でも「ここにも道があったんだ!」「こんなお店があったんだ!」と新しい発見があるように思います。れんが通りはもちろん、色々と寄り道をしてアーケードをくぐってみるのも面白くておすすめです!