みなさんこんにちは！呉市民ライターのおかだです。3度の飯と同じくらいフォント・タイポグラフィが大好きな私の趣味は、散歩をしながら良い文字を見つけて写真におさめる「タイポさんぽ」。昔ながらのお店が残る呉市は、レトロ文字の宝庫！呉市のフォント愛好家（自称）として、呉市で見つけた良い文字を、みなさんに発信していきたいと思っています。今回は、呉の商店街をメインに文字を探索します！
私のフォント好きに火をつけた！呉ポポロシアター
れんがどおり商店街にあるポポロショッピングセンター。
その４階にある呉で唯一の映画館、呉ポポロシアターの文字です。
中学生の頃、映画を見にいった際にふと目に留まったロゴ。
レトロな雰囲気の文字でよく見ると「ポ」「ポ」「ロ」が全部つながっていてなんて遊び心があるんだろうと完全に一目ぼれしてしまいました。そこから文字ってよく見ると色んな形があるんだ！ということに気づき、文字を目にする楽しさに魅了されました。わたしの人生を変えたと言っても過言ではない文字です。ポポロありがとう...！
呉唯一の映画館ということで、思い出の沢山ある場所です。呉が舞台の映画「孤狼の血」もポポロで何度も鑑賞したなぁ...
この素敵な文字とともに、これからも呉市民に愛される憩いの場として、永く残り続けてほしいなと思います。
昔も今も変わらない、大切にされてきた文字「丸市」
こちらもれんが通りにある、丸市さん。
商店街にあるお店の看板は、文字がドーン！と主張しているものが多いイメージですが、丸市さんの文字はスタイリッシュなのになぜか目に留まるし記憶に残ります。
お店の方に、看板文字についてお話を伺うと、もともとは三条通りでお店をされていて、一度は畳もうかと思ったけれど、れんが通りに移転してお店を守ることに。今まで大切にされてきたこの看板の文字も引き継ごうという思いから、移転後も変わらずこちらの看板文字を大切にされているそうです。「色が剥げて、ねずみ色だったけんペンキ屋さんにお願いしたら、フェラーリを塗るのと同じペンキで塗ったよ！って言われてねぇ。」と裏話も教えてくださいました！「本当かどうかわからんけどねぇ？」と笑っていらっしゃいましたが、やっぱり他とはちょっと違う印象的な赤色。本当なんじゃないかな、本当だったらいいなとわたしも信じています！
女の子の憧れの場所「おしゃれのまるみ」
とても個性的で忘れられない可愛い文字。わたしの母いわく当時の女子高校生の憧れの場所だったとか。可愛らしくて優しい店主さんに、いっぱい宣伝してねー！と想いを託されました！
時代に流されない電気屋「マルデン」
いつも通りかかる度に、気になっていた電気屋「マルデン」さんの文字。レトロだけど今の時代でも違和感のない親しみやすい文字！
走り出しそう！「服地のローズメリー」
初めて見たとき、文字が走ってるみたい！と感動してしまいました。濁点も個性的でとってもかわいい！
同ビルもかわいい...！
同ビルの文字もとっても可愛いです。店主さんも「レトロでいいでしょ～！」とおっしゃっていました。本当にその通りです！
