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島ギャルと巡るレトロなショートトリップin音戸

音戸・倉橋エリア
音戸のなかみち
ライター 新谷健太郎(瀬戸内まめタンク)

皆様こんにちは!音戸町地域おこし協力隊、音戸大橋と同じ赤!「瀬戸内まめタンク」こと新谷健太郎です!
倉橋島にある「音戸町」を知っていますか?ぐるぐると回る螺旋状の道路が特徴の真っ赤な橋「音戸大橋」が街のシンボル!平清盛が「音戸の瀬戸」を切り拓いたという伝説があり、古くは、交通の要所として栄え、港町独特の激エモレトロな街並みが残る「歴史とロマン」の街!
少し行くと海水浴のできる純白のビーチ、潮干狩りができる干潟、山の上まで続く段々畑など島ならではの自然の魅力もいっぱいです!
今日は、港町独特のレトロな町並みを残す鰯浜地区の散策レポートです!

哀愁漂う港町「音戸のなかみち」を歩く。

まるで昭和にタイムスリップ!

ひょんなことから、隣の倉橋町の地域おこし協力隊、通称「島ギャル」を音戸に召喚。
港町独特の激エモレトロな街並みが残る路地、通称「音戸のなかみち」の街歩きをすることに。
連日の雨が上がり、水たまりが残る路地もなんだかエモい。
通りに古くから残るホロや看板、まるで昭和にタイムスリップした様な雰囲気を感じる。

雨の後、水たまりが残る

哀愁漂う雰囲気

古くから残るホロや看板、奥には音戸大橋

少し歩けば、立派な白壁の家と石畳の路地。

先程の場所から徒歩30秒、立派な白壁の家と石畳の路地が現れる。
この建物の2階、建物の両端を見てほしい!謎の壁のようなモノが、、、。この壁のようなモノ「うだつ」というもので、火災が起きた際、延焼を防ぐという昔の人の知恵の結晶。「うだつが上がらない」ということわざもこの「うだつ」が語源となっている。
元々は、城谷本店という名前で電気屋さんを営んでいたそう。

右の石畳は、毛利元就の子孫が創建した「法専寺」へと続く。
左奥には古い郵便ポスト、、、実はまだ現役!音戸のなかみちには、他にも2つ古い郵便ポストが残っている。

趣深い木枠

古い郵便ポスト

城谷本店の表札

音戸のパルテノン神殿!激渋な門灯!

城谷本店から少し歩くと、何やらピンクの洋館が見えてくる。
人呼んで「音戸のパルテノン神殿」。(上写真)
この建物は、大正時代に建てられた旧音戸銀行跡地。
音戸銀行が廃業した後、複数の銀行が入り、最後には製網業の事務所が置かれた。約15年前、製網業が廃業し、現在の場所で静かに佇んでいる。
雨の後、霧がでていたこともあり、どこか荘厳な雰囲気を感じる。多分、なんらかのパワースポットっちゃパワースポットな気がする。

そこから徒歩3分、なにかジブリに出てきそうな門灯が。(下写真)
門灯に書かれてあるのは「桜湯」。そうここは「元銭湯」。
2013年まで営業していたらしい。営業していた時代に是非来てみたかった!
緑青が染み出るその姿は、時代の流れを感じさせ、どこか儚さを感じる。
ここまで、ゆっくり歩いて約15分のショートトリップ。楽しんでもらえたかなと。

実は、この「音戸のなかみち」は、僕の毎日の通勤ルート。
最近では、当たり前の風景になってきてしまっていましたが、
久しぶりに説明しながら歩くとなんかいいもんだな。
僕にとっても、「あたりまえを問い直す」そんな旅となりました。

旧桜湯の門灯1

旧桜湯の門灯2

こんな感じで、少し入れば、どこか懐かしい激エモレトロな街並みが現れる
「歴史とロマン」の街!音戸町!
皆様少し時間があれば、音戸町へ是非!お越し下さい!
現場からは以上です!

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