こんにちは!市民ライターの北裕実です。
私は、ライター業と並行してイラストも描いています。特に、おいしいものを描くのが大好き。今回は、呉市中心部にある「中通り商店街」で、地元の人にも親しまれている呉グルメを食べ歩いてきました!
れんがタイルの舗装が美しい「中通り」
「中通り」は、れんがタイルで舗装された歩道がシンボルで、「れんが通り」の愛称で親しまれています。呉の名物グルメを味わえるさまざまなお店が並び、観光客だけでなく地元の人も日常的に立ち寄る場所です。
特に、今回歩いた「中通り2丁目」界隈は、どこか昭和レトロな雰囲気が楽しめる通り。
歩道には、ユニークなアート作品やベンチがあり、ちょっと座って休憩したり、テイクアウトしたグルメを味わったりすることができます。
歩道に並ぶアートなベンチ
レトロな雰囲気を感じる看板

昴珈琲店でコーヒーをテイクアウト
商店街を歩くと、ふわっと漂ってくる、コーヒーのいい香り。その香りに誘われて立ち寄ったのが、地元で長く愛されるコーヒー専門店「昴珈琲店」です。「海軍さんの珈琲」という大きな看板に、呉市の歴史を感じますね。
お店の前にはテイクアウト用のコーヒースタンドがあり、次々とお客さんが訪れていました。
暑かったこの日は、自家製アイスコーヒーをチョイス。酸味とコクのバランスが良く、すっきりとした味わいが歩きながらの一杯にぴったりです。リーズナブルな価格なのも魅力的ですね。
カップのシールには創業年の「1959」年の数字が
外からコーヒーを焙煎する様子も見える

アイスもなかでひんやりひと休み
昴珈琲店の向かいにある「アイスクリームショップ」は、その名の通りアイスのテイクアウトができるお店。昭和のたばこ屋さんのようなレトロな佇まいがかわいらしく、「れんが通り」の雰囲気にもぴったり溶け込んでいます。
こちらの名物は「アイスもなか」。サクサクのもなかの皮に、注文ごとにアイスクリームを詰めてくれます。

今回は定番のバニラをチョイス。もなかの香ばしさと、アイスのひんやり感が絶妙にマッチ!手軽に食べられるサイズ感で、散策のお供にぴったりです。
お店の方によると、このアイスもなかは、観光客はもちろん、地元の人々にも長年愛されている定番商品。130円という良心的な価格も魅力的です。
「アイスを包む袋が値上げして、ティッシュに変えたの。ごめんね。」
そんな飾らない一言に、ほっこりした気持ちになりました。

揚げたてコロッケでほくほく気分
コーヒーとアイスで小腹を満たし、さらに通りを進むと、またまたおいしそうな香りが。次に立ち寄ったのは、お肉屋さんの「花本商店」です。
こちらの名物は、揚げたてのコロッケ!ショーケースには衣をつけたコロッケが並び、注文を受けてから揚げてくれるスタイル。この日は「牛肉たっぷりコロッケ」と「呉の肉じゃがコロッケ」がありました。揚がるのを待つこと約5分。出来立てアツアツです!
衣はサクサクで、中はジューシー。ジャガイモの甘みとしっとりした食感に、お肉の旨味が加わり、満足感のある味わいです。手作りならではの優しいおいしさに、思わず笑みがこぼれます。
待っている間にも、お肉を量り売りで購入していくお客さんが次々と訪れます。地域の人々に長く愛されるお店なのだと実感しました。
ショーケースに並ぶ衣をつけられたコロッケ
ガラス張りで入りやすい雰囲気

食べ歩きしたメニューをイラストに
今回は、コーヒー、アイスもなか、揚げたてコロッケの3つを食べ歩きで楽しみました。どれもおいしくて大満足。おいしい思い出を記録しておきたくて、イラストにも描いてみました!
「中通り」を歩く楽しさ
個性的なお店が軒を連ねる「中通り」商店街は、ただ買い物をするだけではなく、食べ歩きや散策を楽しめるのが魅力。昔ながらの風情を感じながら、地元の人々と触れ合えるのも、この場所ならではです。
「こんな商店街が近くにあったら、日常のちょっとした時間がもっと楽しくなるかも…?」
呉に移住したら、ぜひこの商店街を訪れて、お気に入りの一品を見つけてみてください。地元の味を楽しみながら歩くひとときは、きっと特別な思い出になるはずです。