はじめまして!音戸町地域おこし協力隊「瀬戸内まめタンク」こと新谷健太郎です!
倉橋島にある「音戸町」を知っていますか?ぐるぐると回る螺旋状の道路が特徴の真っ赤な橋「音戸大橋」が街のシンボル!平清盛が「音戸の瀬戸」を切り拓いたという伝説があり、古くは、交通の要所として栄え、港町独特の激エモレトロな街並みが残る「歴史とロマン」の街!少し行くと海水浴のできる純白のビーチ、潮干狩りができる干潟、山の上まで続く段々畑など島ならではの自然の魅力もいっぱいです!
8月2日に島の自然を生かした「海辺の教室」という体験教室がありました!今回は、講師として潜入!直撃レポしていきます!
まずは!ゴミ拾い🗑️
海辺の教室は、旧音戸町時代から続く由緒正しき30年来の一大イベント!
子供たちは、実際に干潟に降りてゴミを拾います!
流れついたゴミを拾うことを通して、自然環境、ゴミ問題について勉強していきます!
今回集めたゴミは、全部で120キロ!本当にきれいになりました!
たくさんゴミを拾えました!
♦︎海の生き物たちに遭遇!🦀🐟🐚
(じゃないけど)わかめー!
ゴミを拾っていると、色々な海の生き物たちに遭遇!エビ、カニ、海藻、巻貝などなど...。
「見て」「触って」「匂いを嗅いで」五感で自然を堪能する子供たち、元気いっぱいでした!
自然との触れ合いを通して、海の自然環境、生物多様性を勉強していきます!
♦︎生き物観察会と音戸ちりめんモンスター実習!🐟🦀
まめタンクの話を聞く子供たち
後半は、場所を移し、生き物観察会と音戸ちりめんモンスター実習!
観察会は分かるけど...。唐突に出てくる謎の単語...「ちりめんモンスター」...。
少し説明をすると、ちりめん漁の際にちりめん以外に色々な魚の稚魚やエビ・カニの幼生が混獲されます。
稚魚や幼生は、普段見る魚たちと違って、口や目が異様に大きかったり、トゲトゲしていたり、ウネウネしていたりとまるで「モンスター」そこから「ちりめんモンスター」という言葉ができたそうです。
今回の「音戸ちりめんモンスター実習」は、音戸を代表する名産品「音戸ちりめん」、選別で出てくる捨てられてきた「モンスター」たちを子供たちの教材にできたらと思い、私が企画・運営を行いました!
子供たちは、「生き物観察会」を通じ、干潟で採取した生き物たちを観察、講師の先生から生物多様性について、昨今の地球温暖化によって住む生き物の種類が変わってきていることなど説明を受け、勉強しました。
つづく「音戸ちりめんモンスター実習」では、事前に作っておいた「レア度表」を見ながら、レア度の高いモンスターを探し、干潟よりも深い海には、どんな生き物がいるのか生物多様性について知ることができました!
どちらの実習も終始、和気藹々とした雰囲気、実際に触って、注意深く観察、楽しく実習していました。
♦︎海を綺麗に、環境に配慮できる大人になってもらいたい!
教室の最後に簡単なアンケートを取りました!
見事全員!「海を綺麗にしようと思った」と回答してくれました!
地球温暖化、気候変動、環境意識など様々な問題とされる事象が取り上げられているこの時代、実際に自然に触れ「どのようにするか?自分で考える」そのような学びを積み重ね、自然を愛で、普段のちょっとしたことでも環境に配慮できる大人に成長していって欲しいなと思うばかりです。
音戸町では、こんな素敵な体験教室が開催されています!皆様是非!音戸町に移住しましょう!
現場からは、以上です!