呉市は、瀬戸内海のほぼ真ん中。
呉市は、瀬戸内海のほぼ中央部、広島県の南西部に位置し、政令指定都市である広島市から約18㎞、東広島市から約26㎞、広島空港から約39㎞の距離にあります。
市域は、瀬戸内海に面する陸地部と倉橋島や安芸灘諸島などの島しょ部で構成されており、架橋により陸続きとなっています。また、瀬戸内海で最も長い約340㎞の海岸線を有しています。
市域全体を通じて平たん地が少なく、野呂山、灰ヶ峰、七国見山、火山をはじめ標高300~800m前後の山が連なり、地域が分断された地形になっています。一方、こうした地形から山と海の風光明媚な自然に恵まれ、瀬戸内海の美しい島々や多彩な渓谷美の景観は、貴重な観光資源として、また、市民の憩いのレクリエーションの場としても親しまれています。
呉市の人口は21万4,592人で、広島市(120 万 754 人)、福山市(46万930 人)に次いで広島県内で3番目に人口の多い都市です。 呉市は中核市として指定されています。
呉市の人口内訳は、男性10万3,816人、女性11万776人です。 地区別の人口をみると、中央地区が49,650人(市人口の23.1%)で最も多く、次いで広地区 が45,323人(同21.1%)、昭和地区が31,779人(同14.8%)となっています。
一般世帯数は94,223世帯、世帯人員は203,283人で、1世帯当たりの人員は2.16人 となっています。このうち、単独世帯(一人暮らし世帯)は33,246世帯で、一般世帯全体の35.3%を占めています。
気温差比較(月平均)
呉市は温暖な瀬戸内海式気候で、冬は広島市と比べて雪が少なく積雪もほとんどありません。
アクセス
車の場合
呉市役所からクレアラインを通り、広島駅まで32分、広島インターまで43分。また、東広島・呉自動車道(無料)を通り広島空港まで58分。
呉市は、広島市とつながる「広島呉道路 クレアライン」、東広島とつながる「東広島・呉自動車道」と便利な高速道路網が整備されており、アクセスが良い地域です。
飛行機の場合
呉市から一番近い空港は広島空港です。呉駅と広島空港を結ぶエアポートバスは、1日9本運行しています。
広島空港からの国内便は、札幌(1日2便)、仙台(1日2便)、成田(1日2~3便)、東京(1日17便)、那覇(1日1便)が出ています。
JRの場合
新幹線へは、広島駅からの乗り換えが必要です。呉駅から広島駅までは快速利用で30分。関西、九州、関東への往来もスムーズです。